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執筆者の写真ウラノフ

【EPアダプター】HAND SPIN B-BOY SILO【UBBトイ】

更新日:2022年3月21日

先に書いておくと、今日は本題に入る前のフリが長い。

EPアダプターってなんだっけ?って詳しい解説と新しく買ったEPアダプターのレビュー両方の話をしているから。

EPアダプター買ったことない人は参考にしてほしい。


ウラノフです。


この記事の目次

 
  1. EPアダプターがないと7インチが聴けない

  2. EPアダプターが必要になった理由

  3. EPアダプターで音質が変わる

  4. ターンテーブルに付属している

  5. 今回入手したEPアダプター

  6. EPアダプターまとめ

  7. 【動画で解説】EPアダプター

 

EPアダプターがないと7インチが聴けない

まず最初にEPアダプターってなに?って人のために詳しく解説すると、一般的にレコードは12インチと7インチの大きさが存在していて、12インチはレコードプレイヤーに置いて針を落とすだけで再生ができる。

一方、7インチのレコードは再生するためにアダプターが必要になる。

これがEPアダプターと呼ばれるパーツだ。


EPアダプターが必要な理由

結論から行くと、昔の都合で穴を広げていてそれを埋めるために必要。


7インチは別名ドーナツ盤と呼ばれていて、12インチよりサイズが小さい。

小さいから収納に便利だけど、再生時間が短いというデメリットがある。

短い時間(3~5分)ごとにレコードを入れ替えて連続再生させるのはしんどいってことで、登場したのがジュークボックスだ。

ジュークボックスは機械の中に数枚~千枚の7インチをあらかじめセットしておき、お金を入れてボタンを押して好きなレコードを切り替えて再生できる優れものだった。要するにデカいiPodだ。

ジュークボックス内で7インチレコードをガチャガチャ切り替える際に機械式アームが7インチを掴み、音楽を再生をする。

その機械式アームがレコードをつかみやすくするために穴が大きく作られている。


つまり、ジュークボックスに入れる前提でレコードを発売していたから、7インチは中央の穴が大きい。その大きな穴を埋めるのがEPアダプターなのだ。

逆に最近製造されている7インチはアダプターが無くても再生できるようになってたりする。理由がご理解いただけただろうか。


EPアダプターで音質が変わる

アルミで出来たプロ用などあるが、材質と精度で音質は変わる。

あまりにも悪いEPアダプターを使用すると、トーンアームにふらつきが発生して音程が変わってしまったり、針飛びを起こす場合もある。


ターンテーブルに付属している

意外と気が付かない人が多いがターンテーブルを新品で買っている場合、EPアダプターが付属してることが多い。ターンテーブルの端に収納されている。

きっと丁寧に書いてあるだろう、説明書に(倒置法)

持ってない場合は買う必要があるんだけど、価格は100円~3000円くらいで買える。

値段の差は材質と精度ってことだけ覚えてもらえればOK。

ディスクユニオンやHMVなどのレコードショップのレジ横にも安価なアダプタが売ってたりするが、レコードの取り外しに時間がかかったりするので、アルミの山形のカタチが一番使いやすい。

多くのEPアダプターが山形もしくは台形になっているのは、EPアダプターを先にセットして、7インチをセットするのお作法があるからだと勝手に推測している。


今回入手したEPアダプター

やっと本題に入る。今回手に入れたEPアダプターはこれだ。

ULTIMATE BREAKS & BEATS x BLAX TOYZ "HAND SPIN B-BOY SILO


ULTIMATE BREAKS & BEATS (UBB) については以前のブログに書いているので、そちらを見ていただければと。


UBBシリーズのジャケットにこんなデザインがある。

今回入手したのは、このUBB SBR515のジャケットを立体化したEPアダプターだ。


これは2017年頃に限定200体で発売したんだけど、たまたま未開封でネットに出品されていたので購入。なんと定価13,800円(税抜)

ヤフオクやメルカリでも値上がりしている代物だがもちろん惜しむことなく、開封して使い倒すつもりだ。


さっそく開封してみる。

豪華な化粧箱に入っている。箱には「UBB Enterprises Inc. Officially Licensed Product」とUBB公式に認められた商品であることが記載されていた。

開封してみると大きなウレタンクッションに包まれた本体とキャップ、ステッカー3点のみ。いたってシンプルな商品だ。