【カスタム】MPC2500の分解とファットパッドへ交換【分解】
更新日:2022年2月13日
発売日が2010年頃だから、12年経ってレビューして「今ドキじゃない」って切り捨て「そりゃそうだろ」って話。
しかし、筐体がしっかりしてるからフィンガードラムをするのには、すごい向いてるマシーンである。
そこで、より特化させるために紹介したいパーツがある。
それが「ファッドパッド」だ。
色も変えられるカスタム要素に加えて、叩きやすさって面で戦術的優位性 (タクティカル・アドバンテージ) も得られるからオススメ。
もちろん「改造したらメーカーじゃ修理できなくなる?」って心配かもしれないけど、そもそも12年前の製品だからAKAI社でもすでにパーツ保有期間も終わってる。
つまり、もう修理してくれない。
それどころか見向きもしてくれないから安心してほしい。
この記事の目次
普通のパッドは薄すぎる
45ドルのファットパッド
ファットパッドの取付方法
普通のパッドは薄すぎる
繰り返しになるんだけど、標準装備のパッドは薄すぎる。
材質はシリコンというかゴム質で約3mmぐらい。
多くの機材がボタンをプラスチックにしている中で「押すボタン」としては死ぬほど頑丈だと思う。割れたこともないし安心感がある。
ただし、ガンガン叩くとなるとちょっと変わってくる。
パッドの裏側にすぐ基盤があるような固さを感じる。
これでは指への負担デカすぎて爪は割れるし、誤反応で「ダダッ」って2回発音させちゃったり。
45ドルのファットパッド
mpcstuffって世界で唯一ファッドパッドを製造販売してるショップ。
標準とほぼ同格のスペアパーツとオリジナルカスタムパーツも販売してる。すごすぎ。
アメリカのショップだけどネットで購入後、2~3日くらいで家に届く。
世の中の物流すごすぎて驚かされる。
そして、お値段は45ドルと配送料20ドルくらい。
カラーも豊富で赤、黄色、青、クリア、全部で16色ぐらい。好きな色を選んだらいい。
ファットパッドの取付方法
ということで、実際にファットパッドを取り付ける。
取付にかかる時間は初めてMPCを分解する人で15分ほど。慣れてる人がやれば5分位。
難易度はそんなに高くない。
とはいえども、大切な機材を開けるって勇気いるよね。
もちろん、ここからは自己責任でやってほしいって話だ。責任は取れない。
決心できたら、準備するものはプラスドライバー、敷物はタオルでもいいから準備しておこう。機材が傷つくから慎重にね。
できるならネジ入れて置ける入れ物があれば、なお良し。
どこで外したネジだっけ?にならなくて、元に戻す時に困らない。
サイドパネルの取り外し
今持ってるMPC2500 Special Edition(名前長すぎ)のサイドパネルには、お札が貼ってある。俺は信心とかないし、ステッカーとして全然気にせず剥がすけど、みんなは少しぐらい躊躇してほしい。
もし今後、中古で機材買う時に「お札貼ってあります」っ備考に書いてあるなら絶対買わないほうがいい。なぜかちょっと怖いから。
とりあえず破きます。お札(ステッカー)はドライヤーで熱を加えればはすぐ剥がれそうだ。
サイドパネルはネジ 2か所で止まってるから、外していく。
ネジが取れたらツメがついているから手前側にスライドさせると簡単に取れる。
スライダーの取り外し
Q-Linkスライダー2個を取り外す。
スライダーを取り外した後に根本に小さいゴムも取り外す。無くしやすいから要注意。
背面のネジを取る
上辺3か所、左右2か所で合計5か所。
本体を開けてパッドを交換
スライダー、背面のネジが取れると本体を開けられるようになる。
パッドは固定されないから、手で剥がしてファットパッドを載せる。
パッドの裏側に突起部分があるので、ココと本体側のヘコみを合わせる。
たったこれだけ。
ついでに開けたついでにエアブローとかでホコリを飛ばしてあげれば、故障のリスクも下がるからやっておくと得。
ちなみにパッドは水洗いできるから、使っていて汚れたと思ったら洗って、よく乾かしてから機材に戻せばOK。
逆の手順で元に戻す
パッドを交換したら、カバーを戻す、背面のネジ、サイドパネルと逆手順で戻していく。
以外と簡単。
ファッドパッドはやっぱり快適
最終的な仕上げはこんな感じで、3mmだった厚みが5mmになった。
見た目もそんな変わらないのに叩くと全然違う。
1~2mmの厚みが増えただけで指の感触が大きく変わる。
そして厚みがある分、遠くのパッドにも指が届くようになることで、叩けるコンビネーションも増やせるって利点がある。
動画はコチラ
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